ノートPCのキーボードが故障したときの応急処置

相談「キーボードにコーヒーをこぼして使えなくなった」

最初に電話で症状を確認したところ、まったくキー操作ができないという相談内容。 キー操作ができない場合には、USBやBluetooth接続の外付けキーボードを買って接続すれば、早くかつ安価で解決します。 厄介なのは中途半端に壊れている場合です。 リモートで様子を見ようとしてもキー操作ができません。 現地にてメモ帳を立ち上げて様子を見ると、キーボードが不規則に文字を勝手にタイプするという状態でした。

応急処置

  • Bluetooth接続の外付けキーボードを購入
  • レジストリを編集して、OSレベルでノートPCのキーボードを無効化

この対処で、OS起動後はキーボードが使えるようになります。

ソフト面のアプローチのみで解決したかに見えましたが、数か月経過後に症状が再発。

レジストリで編集している値がロールバックしたのですが原因は掴めていません。

WindowsUpdateによるドライバの再インストール等の影響と推測しています。

抜本的な対処に乗り出しました。

根本原因の対処

  • ノートPCを一部分解して、キーボードの内部ケーブルを抜く

同型番のキーボードを調達して部品交換して修理すれば元通りですが、物がなかったり、物があっても調達費用が高かったりしますし、復旧までの時間も長くなります。 外付けキーボードが既にあるので、作業スペースや持ち運び等、利便性は若干下がりますが、一番早く復旧します。

次回からはキーボードの内部ケーブルを抜くことが必須と学ばせていただいた事例でした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA